中島盗撮日記

　仕事自体は、なかなかうまく運んでいた。
つーか、ここらの連中は妙に危機感が無いんだよな。
まぁおかげ様で俺等みたいな人間がおいしい思いできるんだから、そんな事言ったらバチがあたるか。
で、ビデオの内容なんだけど、これがマジすごいんだ。
だって学校の女達がだよマンコさらけ出しながらブリブリ糞たれるんだぜ、いやそれがすごいのなんのって。
だってカオリちやんや早川さんも糞する時は鼻息も荒く、ウンウン唸りながら必死にだすんだぜ。そりゃ俺だって美人や美少女はウンコはしない、なんて幻想は信じちゃいねぇけど、やっぱモロ見ちまうとショックなわけよ。
磯野が見たらショック死するかもしれねぇなぁ。(磯野にはビデオは見せていない。だってアイツ口が軽いから)
他にも小６の女子に、もう陰毛が生えているとか教育実習生がパイパンだったり、みんなに人気のある清純そうな保健医のマンコが肉ビラはみ出し赤黒くなっているなど、色々わかって面白かったよ。
　でもそんなある日、トンでもない事件が起きたんだよ。
その日もビデオ回収に、女子トイレに侵入しょうとしたんだよ。
そしたら、トイレからすごい悪臭がするんだよ。いや、トイレだからある程度臭いのは当たり前なんだよ。
だけどその日に限って臭いが半端じゃないんだよ。おまけに10m程トイレから離れてるんだぜ。
俺は臭気と闘いながら、なんとかトイレに侵入したんだけどもう中は地獄、汚臭地獄！！
汚物が気体化したとしか思えねぇくらいすごいんだよ。
下水道だってここまで凄くないはずだ。
頭がガンガンしてきたし嗅覚がおかしくなりかっかっている。
それでも吐き気を我慢して、なんとか個室をあけたその瞬間！！
｢ヴォﾞエﾞッﾞ！！ゲェﾞボェﾞグェﾞゲゲエェェェッッッッ！！！！｣
俺は胃の中の物を全部ぶちまけた。
俺の目の前の光景は、まるでこの世のすべてが汚物のような世界だった。便器が糞まみれで茶色になっていた。
目も異様にしみる。
足も踏張っていないと、そのまま糞の海に卒倒してしまいそうだ
　しかし、ビデオはなんとしてでも回収しないといけなかったんだよ。
しかも、糞を詰まらして水が逆流しただけでなく周りに糞を飛ばした形跡もある。
便器からガーターした糞を見るのはそんなに珍しくないが(それも十分非常識だが)ここまでひどいのは見たことが無い。公園のトイレだってこれよりマシだと思うぞ。俺は用意していた、軍手を装備してビデオを回収作業を開始した。
しかしそれにはこの汚物に手を突っ込まなくてはいけない。
俺は体中が震えながら、目をつぶりながら作業した。
ニュルニュルと微妙に手に汚物がまとわりついているのがわかる。
俺は泣いていた。
泣きながら｢お母さん、お母さん｣とつぶやいていた。
そして、そんな鬱な作業もなんとか終了し俺は急いでその場から離れた。誰かに見つかるという危険を考えいる余裕はまったく頭に無かたっね。
その後で知ったんだけどあの時例の女子トイレ周辺は汚臭が凄まじく夜に清掃業者が来るまで誰も近づかなかったんだと。　